聖地巡礼のログ的な
こんにちは。そらりす(@Cotswolds8)です。
記念すべきブログ第1号―ではなく第2号です。
第1号は公開後数時間でネットの海から抹消されたので目撃情報を募集しております。
さて、今回のテーマはタイトル通り聖地巡礼についてです。
アニメやゲームといった2次元コンテンツのモデルとなった現実の場所を訪問するアレです。
あの花やここさけの魅力に惹かれて秩父への移住した人の話とか、鬼滅の舞台となった神社や宿に観光客が押し寄せてるなんて話をニュースで見かけたりしてるんで、最近は結構定着した概念になりつつありそうですよね。
「アニメツーリズム」と呼ばれて地方活性化への期待も寄せられています。
©甘党・KADOKAWA/となりの吸血鬼さん製作委員会
で、何を書くのかというと今までに行った聖地巡礼の内容を記事に収まる範囲でまとめます。私事ですが、昨年まで旅行会社や電子メディアの記事を書く仕事をしており、4月から生活環境が変化して旅行記事を書くこともないので、一区切りとして聖地巡礼編を残しておきたいという感じです。
とはいえ、過去の巡礼内容と写真をただ羅列しても大して面白くなさそう+全部だと数多すぎて一生終わらないので、下記の一定の基準で選定して旅行先として紹介という形にします。
- 日本国内の聖地
- 雰囲気だけでなく明確に聖地となっているもの
- 旅行先としての魅力度
一応基準の説明と理由を書きますが、旅行先と写真の方に興味がある方は聖地一覧まで飛んでください。
基準の説明
1.日本国内の聖地
これは単純に海外聖地を入れると分量がヤバいので今回は割愛です。気が向いたら今度海外だけでまとめるかもしれません。
ちなみに海外で一番好きなのはごちうさDMSの聖地説がある南仏のÈzeです。マジで地中海が綺麗なので全オタクにおすすめします。
2. 雰囲気だけでなく明確に聖地となっているもの
聖地の再現性は結構ばらつきがあり、「おちこぼれフルーツタルト」の東小金井のように作中で言及までして完全に特定の街を再現するようなものから、「千と千尋の神隠し」の温泉宿のように特定のモデルはないものの雰囲気を再現したものもあります。
個人的に特定のモデルとの一致を確認できる方が感動が大きくて好きなので、今回はそういう所に絞って紹介します。
3.旅行先としての魅力度
基本的に聖地は日本中に散らばっているので、行くとなると自動的に旅行になります。
ブログ用に写真をガチで集めるとかでない限り、聖地の滞在時間はせいぜい1カット数分~数十分です。普通の観光スポットを訪れるのと大差ないです。
せっかく旅行としていく以上、他の観光スポットは結構大事だと思うんですよね。自分の場合は聖地巡礼を1つの目的とした旅行として考えているので、周辺の景勝地やらグルメやらにかなりこだわります。
読んだ人に少しでも聖地巡礼なり旅行に行きたいと思ってもらえることを目的として記事にするので、アニメ画像との対比とかよりは旅行先としての紹介に重点を置きます。
聖地一覧
10箇所の聖地を紹介します。各聖地の具体的な場所や対応カットなどの詳細は省略するので、もし詳しく知りたい場合は「地名+作品名」とかでggって引っかかるブログとかを参照してください。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、遠征の際は観光庁が示す「新しい旅のエチケット」を実施しましょう。また聖地巡礼の際はマナーを守り、現地の方々に迷惑となるような行為は慎みましょう。
1.函館
「ラブライブ!サンシャイン!!」のスクールアイドル「Saint Snow」の高校が函館の設定のため、函館市街全体および空港が同作品のアニメ、MV聖地となっています。主要観光地と聖地がかなり被っているため、普通に函館を旅行するだけで聖地巡りになって効率が良いです。
上の写真は主要スポットの八幡坂ですが、鹿角姉妹の家のモデルとなったお店や旧函館区公会堂もすぐ近くにあり、一帯は異国情緒漂う落ち着いた雰囲気なので散策におすすめです。
人気コンテンツのため、JALが聖地巡礼ツアーまで出しています(2021/3現在)。
1泊2日でも十分回れるので、土日でも気軽に行けるのがいいですね。
2.勝浦(千葉)
都心からのアクセスが良い海水浴場として有名な御宿・勝浦。
勘のいい方ならなぜ勝浦でこの写真を入れたのかわかるかもしませんが、完全にきんモザ聖地を推したいだけです。隣町の御宿町および勝浦市が2期10話の聖地となっています。
とりあえずこの文章を読んでしまったあなたには「ハロー!!きんいろモザイク」10話の視聴義務が発生したので、一旦読むのをやめてアニメを見ましょう。
作中では御宿の海水浴場で遊んだ後、夕方にかつうら海中公園に行くという設定ですが、実際は結構離れているので車が無い場合は注意です。
かつうら海中公園には沖合60mの海に突き出した海中展望塔があり、そこから海中へと階段を降りると水中の魚を観察することができます。天候や潮の流れによって透明度が異なるため、行くたびに違った景色を見ることができるのも魅力です。
何度も言いますが、行く場合は「ハロー!!きんいろモザイク」 10話の予習を強く推奨します。
3.江ノ島
東京都心から1時間ほどで行けるお手頃観光スポットですが、「TARI TARI」や「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」など数々のアニメの聖地となっています。近くの鎌倉高校前にある海に向かう踏切も、アニメやドラマで使われる有名撮影地です。
島内は神社や展望台、岩場海岸(稚児が淵)といった観光スポットがコンパクトにまとまっているので半日くらいで回れます。高低差が激しいので適宜休みながらがいいでしょう。TARI TARIで和奏の家のモデルとなった茶屋もあります。
鎌倉から江ノ島に向かう道は海沿いで気持ちいいのですが、休日は混むので公共交通機関がおすすめです。
4.秩父
感動アニメで上位常連作、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(あの花)の聖地です。キービジュアルの旧秩父橋や秩父神社、羊山公園といった主要スポットが聖地となっています。
系列作の「心が叫びたがってるんだ。」「空の青さを知る人よ」も秩父が舞台となっており、町全体を舞台として日常描写がなされているため、細かい聖地まで巡るとかなり時間がかかるでしょう。
アクセスとしては都心からは特急で1.5時間ほどで行けます。秩父鉄道に乗ると三峯神社や長瀞へ足を延ばせますが、秩父自体が広いので日帰りで聖地巡礼する場合寄り道は厳しいかもしれません。
ちなみに近くの浦山口駅から徒歩圏内に「のんのんびより」の聖地もあるので、ちょっとマニアックですが興味のある方は是非。
5.軽井沢
「あの夏で待ってる」や「スロウスタート」の聖地となっています。駅に加え、プリンスショッピングプラザや軽井沢銀座といった、普通に軽井沢を観光で巡ると通るところが聖地となっています。
都心から近く、避暑地として人気が高いため、夏場はかなり混雑します。人が多すぎて写真を撮りにくい場合があるので、聖地巡礼として行くならオフシーズンの方がいいかもしれません。
そばやイタリアンといったグルメが充実している上に、森の中のカフェや教会の夜間ライトアップなど魅力的なスポットが多いので、普通に行って色々楽しめるところだと思います。
6.千畳敷カール
「ゆるキャン」1期9話に出てきた長野県駒ケ根市にある中央アルプスの氷河地形。千畳敷カール自体はなでしことリンのチャットで軽く紹介された場所ですが、麓の早太郎温泉、光前寺はソロキャンの途中で実際に訪れる描写がなされています。
そしてここ、めっちゃ気持ちいいです。標高2500m超で空気が澄んでいて涼しく、高山植物が至る所に咲いており、夏場は真の楽園です。青空と緑のコントラストも写真が映えますね。
木曽駒ヶ岳の登山口となっていますが、駒ケ根駅からバスとロープウェイを乗り継いでアクセス出来て、散策路も整備されているので、観光として訪れる人も多いです。一部自家用車NGなので訪れる際は注意です。
7.高山
飛騨の小京都と呼ばれる高山は、外国からの観光客に人気の高い観光地で、京都アニメーションの作品「氷菓」の舞台となっています。作中では高山の街が忠実に再現されており、2話や10話で登場した趣のある喫茶店も実在します。
三町とよばれる古い町並みには、酒蔵や工芸品、和菓子を扱うお店などが並び、飛騨牛寿司など食べ歩きも充実しています。
飛騨の美観地区としては近くに飛騨古川もあるのですが、こちらは駅や図書館が大ヒット作「君の名は」の聖地となっており、一時期巡礼ブームになっていました。高山から鉄道で20分ほどで行けるため、時間に余裕があればぜひ寄りたいですね。
8.金沢
「放課後さいころ倶楽部」5話の金沢旅行で市街散策のシーンが出てきます。作中でも観光の設定なので、近江町市場や兼六園、長町武家屋敷といった主要観光スポットがそのまま聖地になります。こういうのは巡礼しやすくてマジで助かります。
ちなみに駅周辺と市街地は「花咲くいろは」にも登場します。こちらはメイン聖地が車で30分ほどの湯桶温泉の方になるため、両方巡ると2泊くらい欲しいですね。
グルメに関しては海鮮系が有名でいつ行っても寿司とかになるので、個人的に穴場グルメを募集中です。
9.鴨川デルタ(京都)
京都全般に関しては観光とか説明不要でしょうから、好きな聖地の鴨川デルタだけ書くことにします。鴨川の分岐点で、出町柳駅を出て目の前です。
ここを聖地とするアニメは結構な数があるのですが、自分が思いついた範囲では「たまこラブストーリー」、「けいおん!」「放課後さいころ倶楽部」、「ハル」あたりでしょうか。
「たまこまーけっと」のメイン聖地である桝形商店街が近くにあり、同作の巡礼と兼ねやすいです。
京都観光の合間にのんびりできる感じの気持ちの良い場所ですが、家族連れやカップルが結構多いので、オタクが一人で飛び石を渡ってると「うん...」って感じになります(経験談)。メンタルを鍛えましょう。
10.竹富島
劇場版 のんのんびより ばけーしょん
を見ましょう。多分明日にはここに来てます。
一応紹介すると、作中では竹富島の宿を含む街並み、星砂海岸(カイジ浜)などが描かれています。灯台や空港に関しては隣の石垣島も聖地となっているため、全部回ろうとすると2泊くらいは必要になります。
石垣島から船で15分程度の比較的小さな島なので、日帰りで十分観光できますが、夜の静かな島内の雰囲気が最高なので、できれば宿泊をお勧めします。
さいごに
書き終わって読み返すとなんかただの観光紹介みたいで聖地感が薄いですね。
普通の旅行者を想定して10箇所に絞りましたが、正直なところ直島(Summer Pockets)とか下田(夏色キセキ、恋アス、ゆるキャン)みたいな聖地巡礼にウェイトを割いた所を入れても良かったかなとか思ってます。
結構国内の聖地回ったしもういいかなとか思ってたんですが、この3月に入ってゆるキャンが莫大な数の伊豆聖地を提示してきたので、まだ旅は終わらなそうです。
ではまたどこかで。
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